レン耐 イベント 2024.10.27
Let’sレン耐レポート【東日本シリーズR-22】桶川 初心者90分&4時間耐久レース
<開催概要>
大会名:BabyFace杯Let’sハロウィンレン耐in MotoUP桶川スポーツランド
開催場所:埼玉県・MotoUP桶川スポーツランド
開催日:2024年10月27日(日)
天気:晴れのち曇り
気温:16℃
<開催クラス>
(初心者60分)
グロム4クラス 11台
(4時間耐久)
マイスタークラス 2台
グロム5クラス 22台
グロム4クラス 19台
参加チーム:54台 総勢: 197名
<レポート>
今年も仮装したエントラントがピットをにぎわせるハロウィンレン耐が桶川スポーツランドにて開催。
当日は初心者60分に11チーム、4時間に43チームと非常に多くのチームがひしめき、秋の1日を楽しんだ。
(初心者90分)
4速のグロム4×11台によって開催。
決勝レースは9:20にル・マン式でスタートした。
オープニングラップは#29「SSメディカルレーシング」が制したものの、すぐに#28「チーム イザワRacingワークス」がトップを奪取。
前半は各チームの実力が比較的拮抗しており、大きな差が付くようなことがなく戦いは展開していく。
先頭は#28で、2番手に#30「DPL Rcing」、3番手に#25「トミーズP4」。以下、同一周回の6・7位を除き、10番手の#22「TEAM ITC」まで各1周ずつ開くかたちで前半の30分を終える。
しかし、後半に入ってサポートに入っている有力ライダーが本領を発揮したのか、4番手につけていた#29がグングンと追い上げて、ついにはトップに浮上。これに負けじと#28もトップを奪い返すと、後半はこの2台の優勝争いに絞られていく。数周離されることとなった3番手には、前半終了時に6番手だった#21「そくたつ」が浮上。
しかして、残り10分を切ったところで三たび先頭に立つこととなった#29はそのままじわじわ#28を引き離すと最後は1周差をつけて真っ先にゴール。
嬉しい優勝をものにした。
(4時間耐久)
メインレースとなる4時間耐久の決勝は12:00にスタート。
グリッドはゼッケン順となり、スタート方式はこちらもル・マン式となる。
オープニングラップを制したのはマイスタークラスの#1「どこどこツインズ」。しかし、ベテランのこちらはいつもどおりトップ争いを継続することはせずに前半戦は様子見として順位を後退。代わって序盤はグロム4クラスの#22「T.R.T.」とグロム5クラスの#5「チーム陸星魂」および#13「Samson’s」といった面々がトップを争うことになる。
しかし、台数の多さから混戦模様となったコース上のあちこちで立て続けに転倒が発生。
#22のみがトップ争いに残り、グロム5クラスの#51「太助レーシング」と一騎打ちでデッドヒートを繰り広げる。
1時間経過時での順位は、マイスタークラスが#2「RTザ青梅」=51周、#1「どこどこツインズ」=50周。グロム5クラスが#51=57周、#15「OVER51 KILLERS」=54周、#13=54周。グロム4クラスが#22=57周、#32「Silent Pass」=55周、#30「アン46ジー@D’s」=53周の順。
2時間目に入ると総合トップは#51の手に渡り、これを#22と#32が追う展開になる。
しかし、#22は1時間30分を目の前に痛恨の転倒。順位を落としてしまう。
その後はさらに2番手に#35「team theVoice-A」、3番手には#29「酔走楽部@D’sFactory」が浮上することとなり、なかなかの混戦模様でレースは進んでいく。
しかも、トップを走る#51から15番手を走る#39「TEAM MCCL」までは6周差と簡単に順位がひっくり返る展開だ。
そんななか、ひそかに後半戦に向けて爪を研いでいたのがレン耐巧者のベテラン勢。
マイスタークラスの2台はもちろんのこと、ハロウィンレン耐の連続覇者#7「ロスマソズ・ホソダ」(グロム5クラス)は総合17番手、#12「お主も悪よのう」(グロム5クラス)も総合19番手などとペリアハンデを見据えた中団以降につけて走行を続けていた。
2時間経過時での順位は、マイスタークラスが#2=104周、#1=84周。グロム5クラスが#51=111周、#19「厚木家同好会」=107周、#13=107周。グロム4クラスが#35=110周、#29=108周、#32=108周の順。
2時間経過時の結果を元に今回のぺリアハンデは全クラス対象で実施。
グロム5クラスは最大11周、グロム4クラスは最大8周、マイスタークラスは今回メンバーを新規の女性陣中心で結成していた#1と#8との周回差が大きく、ハンデはなんと30周という結果となった。
ただ、グロム5クラス4クラスともに中団までは比較的接近した周回数だったため、その後の順位は目まぐるしく動き、
グロム5は#19を経て、やがて#7に。グロム4は#35を経て#30にそれぞれトップが移り変わっていく。特にグロム5勢の活躍が目覚ましく、後半戦に入って一気に総合1〜8番手までを独占。
総合トップに立った#7をはじめ2番手となった#8「あら50’s」、3番手となった#12など勝ちの方法を知っているベテラン勢が、やはり上位で活躍するようになっていく。
3時間経過時での順位は、マイスタークラスが#1=164周、#2=159周。グロム5クラスが#7=171周、#8=170周、#12=169周。グロム4クラスが#30=167周、#37「teamTheVoice-C」=167周、#35=167周の順。
レースは最後の1時間。
#7はスパートをかけると、総合2番手の#8以下を一気に突き放す走りを展開。
残り30分を前に3周のアドバンテージを築いて、独走状態となっていく。
一方、2番手はまだ#8、#19,#12が同一周回で走り、グロム5クラスの表彰台争いは最後まで白熱。
グロム4クラスは総合6番手につける#30がクラス2番手の#29に2周差。クラス3番手はそこからさらに2周遅れでここには数台がひしめき、表彰台最後の一角をかけて戦う。
最後となるこの時間帯も合計7台が転倒するなど一瞬たりとも気を許せないコース上となったが、
それでも#7は狙いすましたようなレース運びで、追い上げる後続勢をものともせずさらに1周のアドバンテージを増やすと、最後は4周差をつけて真っ先にチェッカー。
周回数は昨年優勝時と同じ229周。のみならず同チームはなんとこれでハロウィンレン耐4連覇となった。
グロム5クラス2〜3番手争いは最後まで同一周回にもつれこんだ末、#12が先行してゴール。#19は昨年に続いてクラス3位となった。
グロム4クラスは前半戦から巧みな位置につけていた#30が、そのまま2周差で逃げ切り嬉しい優勝をものにした。
同クラスの2位には#29、3位にはこちらもやはり昨年表彰台に上った#23「チーム12代(陸星)」が入った
最終結果は次のとおりです。
<<初心者60分>>
1位 #29「SSメディカルレーシング」 54周
2位 #28「チーム イザワRacingサービス」 53周
3位 #21「そくたつ」 49周
<<4時間耐久>>
グロム5クラス
1位 #7「ロスマソズ・ホソダ」 229周
2位 #12「お主も悪よのう」 226周
3位 #19「厚木家同好会」 226周
グロム4クラス
1位 #30「アン46ジー@D’s」 224周
2位 #29「酔走楽部@D’sFactory」 222周
3位 #23「チーム12代(陸星)」 221周
マイスタークラス
1位 #1「どこどこツインズ」 221周
2位 #2「RTザ青梅」 215周
人生初レースクラス
1位 #38「金峰放課後レーシング」
2位 #27「Over51cc」
3位 #34「Team HDM #2」
特別賞はハロウィンコスプレで最も賑やかだった#26「teamパブリック」に贈られました。