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レン耐2025アーカイブ レン耐 イベント 2025.07.06

Let’sレン耐レポート【東日本シリーズR-13】PlanBee杯Let’sレン耐 秋ヶ瀬 真夜中の12時間耐久レース

監修:

Let’sレン耐レポート【東日本シリーズR-13】PlanBee杯Let’sレン耐 秋ヶ瀬 真夜中の12時間耐久レース

<開催概要>
大会名:PlanBee杯 Let’sレン耐 秋ヶ瀬12時間耐久レース
開催場所:埼玉県・サーキット秋ヶ瀬
開催日:2025年7月5・6日(土・日)
天気:くもりのち雨のちくもり
気温:31℃

≪開催クラス≫
グロム5クラス      5台
グロム4クラス      6台

参加チーム:11台 総勢:71名

 

<レポート>
国内ミニバイクレースで最長となる12時間耐久のオールナイトレースが今年もサーキット秋ヶ瀬で開催された。
例年挑戦しているエントラントたちも増え、長丁場にも関わらず上手なペース配分で疲れ知らずの走りが終始展開され、優勝チームの総周回数はなんと875周に及ぶという熱戦が繰り広げられた。

PlanBee社長の井利元氏の謝辞

選手宣誓をした#905「Team熊工&尾崎家」の尾崎選手

国歌斉唱をしていただいた歌手の「aiRina」さんが12時間耐久の前に会場を盛り上げてくれた。

◆スタート~1時間目。

レースは予定どおり18:00にル・マン式によって決勝スタート。
午前0時までの前半戦は逆回りコースを使ったレースとなる。
好スタートを決めてオープニングラップを制したのは、グロム4クラスの#31「アクアテクニカ」。これにグロム5クラスの#1「お得な電気はプランビーエナジー」と#4「チームタバコ吸い」が続く。

#31は他チームとは一線を画すハイペースで走行を続けてトップを維持。
1時間目を終えるころには2番手以降に13周ものアドバンテージを築いて単独トップに持ち込んでいく。
その2番手に付けたのもやなりグロム4クラスで、チームは#33「おぢぎん野郎Aチーム」。3番手もグロム4クラスの#32「ジモツーA」となる。
グロム5クラストップとなるのは総合5番手につけた#2「このゆびとまれ」で、同クラスは12時間の長丁場と途中のボーナスゲームを見据えて、どのチームもかなりペースを緩めて走っているのが見て取れる。
1時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#2=78周、#1=71周、#4=70周。グロム4クラスが#31=93周、#33=80周、#32=79周の順。

◆1~2時間目。

19:00を過ぎたころからコース上には雨粒が。すぐに止むかと思われたがそんなことは無く、雨脚を強めながら天候は各チームの作戦を狂わせていく。
そんな雨のなか、トップの#31はなおもアドバンテージを広げて2番手に25周、グロム4クラス末尾を走るチームに対しては36周もの差をつけていった。
グロム5クラスは、今年こそ勝ちが欲しい#1がトップを奪うとクラス2番手の#2に対して4周ほど先行。
他チームもじわじわと間隔が開きだすようになっていった。
2時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=150周、#2=146周、#5「単車倶楽部&ガールズバイカー」=128周。グロム4クラスが#31=175周、#33=150周、#32=149周の順。

◆2~3時間目。

時折これで終わりのような気配を見せてはまた降り出すというように雨はまだ止まず。
20:00を越えてすっかりナイトレースらしい雰囲気となり、夜間照明が照らし出すフルウェットのコース上を各チームとも転ばぬよう周回を重ねていく。
単独ブッチギリの先頭はなおも#31。アドバンテージは既に30周を越えている。
しかし、各クラスとも順位こそほぼ変わらぬものの、気が付くと3時間目が終わるころにはグロム4クラスは2番手争いに3台、グロム5クラスはトップ争いに2台が並ぶという接戦になっていた。
3時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=221周、#2=221周、#5=184周。グロム4クラスが#31=255周、#32=223周、#33=222周の順。

◆3~4時間目。

#31の独走はなおも続き、アドバンテージはついに40周を越えることに。
そのグロム4クラスの2番手争いは間隔が開きだし#32が抜け出すこととなる。
一方、グロム5クラスはトップ争いを展開していた#1が痛恨の転倒を2回喫してしまうことになり、#2がクラス2番手に落ちた#1に対し10周ほどアドバンテージを得て先行するかたちに。
湿気も多く降ったり止んだりで、いまだ濡れている路面コンディションの中、いつものレン耐ならゴール間近な時間帯でも、まだようやく3分の1というレースは続いていく。
4時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#2=288周、#1=277周、#5=253周。グロム4クラスが#31=336周、#32=293周、#33=286周の順。

◆4~5時間目。

ようやく路面状況も回復を見せる感じとなり、レースは全体的にペースが上がっていく雰囲気に。
そんななか単独トップの#31と2番手を走る#33との周回差はついに縮まりを見せ始め、グロム5クラスも転倒によるロスから猛烈な勢いで挽回してきた#1が再びクラストップを奪い返すという展開を見せる。
グロム4クラスは2番手と3番手も再び入れ替わり。
昨年よりもウェットコンディションの時間が長いにも関わらず、ここまでの周回数としてはなかなか頑張った数字をマークしており、今年はさらにレベルが上がっていることが窺えた。
5時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=347周、#2=347周、#5=327周。グロム4クラスが#31=397周、#33=361周、#32=359周の順。

◆5~6時間目。

いよいよレース前半戦の最終時間。
#31は40周近くの大量アドバンテージを維持したまま、このまま走り抜ける作戦を見せる。
#32と#33のグロム4クラス2番手争いも互いに手を抜かぬまま同一周回で並び、前半終了まで走りきる構えだ。
一方、グロム5クラスはここに来て3番手を走っていた#5が先頭を奪うという展開に。
前半戦と後半戦のインターバル間に行われるボーナスゲームでのジャンプアップを狙う。

そして午前0時を迎えて一旦レースは中断となり、全車ピットイン。
しばしのインターバル間にコースを順回りに戻す作業などが行われる。
6時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#5=395周、#1=394周、#2=393周。グロム4クラスが#31=475周、#32=437周、#33=437周の順。

◆6~7時間目。

順回りに戻ったコースレイアウトでローリングスタートにより後半戦が開始。
そして前半戦の順位を元にしたジャンプアップゲームも各クラス2組ずつに分けてダーツゲームによって実施され、追加ガソリンやボーナス周回がプレゼントされる。
#31がブッチぎっていたグロム4クラスでは最大+60周のボーナスが#35「CHBA GOOD RACING」に、グロム5クラスは最大+20周が#4「チームタバコ吸い」に付与されることとなった。
ボーナス周回はペナルティなどと合わせてゴール後に反映されるため、ラップモニターはそのまま実際の周回数どおりで表示。
従って、見かけ上のトップは#31のまま後半戦も継続することとなる。
その#31は唯一500周を越える段階に入っていた。
7時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#5=449周、#2=442周、#4=441周。グロム4クラスが#31=527周、#33=489周、#32=476周の順。

◆7~8時間目。

ジャンプアップゲームも終わったことで、これまで力を温存していたチームも本格的に進出を開始する。
グロム5クラスでは#2が再びトップを奪い、前時間帯に3番手に浮上してきた#4もそのまま順位を維持。
グロム4クラスでは#34「SHOWA村代表」が#32を抜いて3番手に上がってくる。
本来なら深夜帯に入り、かなり疲れも見えてくる時間帯のはずだが、各チームとも元気いっぱいだ。
8時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#2=515周、#5=514周、#4=513周。グロム4クラスが#31=598周、#33=559周、#34=544周の順。

◆8~9時間目。

確実に勝つためには2番手以下に60周の差を付けなければいけない#31は、今のところ50周ほどあるアドバンテージをさらに伸ばすべく、ひたすら独走を続ける。
グロム4クラスでは前の時間に3番手まで浮上していた#34がアクシデントか最後尾まで後退。
前半戦での転倒ロスの影響が大きい#3「チームHU」を除いて接近戦の様相を呈していたグロム5クラスでは、ここに来て#1がチャージ。トップを奪うと一気に10周近くのアドバンテージを築いて抜け出してみせた。
9時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=597周、#5=588周、#2=585周。グロム4クラスが#31=670周、#33=619周、#32=619周の順。

◆9~10時間目。

疲れが最もピークに達する午前3時の時間帯。
先頭を走る#31はついに700周の大台を越えてみせる。
グロム4クラス2番手3番手でこれを追う#33と#32としては50周ほどある差をなかなか縮められず、なおかつこの2チームのジャンプアップゲームボーナスは追加ガソリンのみであるため、どうにか突破口を見つけ出したい焦りも見え始める。
ボーナス周回加算が確定している残りの3チームも現在の状態を維持できれば表彰台が照準内に入ってきたため、ここは何とか踏ん張りどころだ。
グロム5クラスも、どうにかこのまま逃げ切って優勝したい#1や再び2番手まで追い上げた#2、ボーナス周回を活かして逆転優勝したい#4をはじめ精力的な走りを続ける。
10時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=680周、#2=664周、#4=656周。グロム4クラスが#31=744周、#33=695周、#32=689周の順。

◆10~11時間目。

いよいよ空も白んでくる朝の時間帯に到達。
#31は800周に突入し、なおも50周ほどのアドバンテージを維持。
そのグロム4クラスでは#905「Team熊工&尾崎家」が#31に54周差の3番手まで浮上し、+45周のボーナスを活かして優勝するためにもあと10周弱をどうにかして縮めたいところとなってくる。
グロム5クラスはトップの#1と3番手#4の差がついに11周となり、ボーナス周回を考慮すると実質的には#4が逆転しているということに。
そうしたラストに向けた各チームの思惑と裏腹に残りガソリン量との戦いも襲い始め、レースは最後の1時間を迎えることとなる。
11時間を終えた時点での暫定結果は、グロム5クラスが#1=746周、#2=741周、#4=735周。グロム4クラスが#31=817周、#33=768周、#905=763周の順。

◆11~12時間目

コース上はすっかり朝を迎え、いよいよラスト1時間。
残りガソリンが限界に達してスローペースになる車両も出てくるなか、どのチームも最後の力をふり絞ってゴールを目指す。

そして午前6時を迎え、終始先頭に立ち続けた#31を皮切りに各車チェッカーフラッグを受けて全車完走。
後はジャンプアップゲームにおけるボーナス加算や各種ペナルティの減算を集計しての最終結果を待つのみとなった。

そして毎年どういう結果になるか発表まで分からない12時間耐久の表彰式。
そこではレースを通してブッチギリの単独走行を見せていた#31だが、なんとルールの理解不足でピットイン時における複数の規定タイム未達が集計により発覚。これにより大きく周回数が減算されてしまうこととなってしまう。
同様に他のいくつかのチームにもピットインタイム未達があり、それぞれ1回あたりー10周という手痛いペナルティとなってしまい、どのチームも順位を告げられるまでドキドキの連続。
かくして、もっとも周回数の多かったチームは875周となったグロム4クラスの#34「SHOWA村代表」。ボーナスの+50周をペナルティゼロの走りとラスト1時間の猛スパートで活かし、実質的には最初にチェッカーを受けた#31まで40周差ほどまで追い上げたのが功を奏したかたちだ。
グロム4クラス2位は、やはりレース終盤に来て活躍を見せた#905。3位は途中マシントラブルに見舞われるも好位置をキープしていた#33がゲット。
グロム5クラスは、これまで最後のガス欠などで泣かされていた#1が実力を余すところなく発揮して念願の優勝をゲット。
クラス2位はレン耐常連組で結成されていた#2。3位は昨年もグロム4クラスで3位に入った#5がゲットした。

最終結果は次のとおりです。
<グロム5クラス>

1位 #1「お得な電気はプランビーエナジー」 818周
2位 #2「このゆびとまれ」 807周
3位 #5「単車倶楽部&ガールズバイカー」 788周

<グロム4クラス>

1位 #34「SHOWA村代表」 875周
2位 #905「Team熊工&尾崎家」 859周
3位 #33「おちぎん野郎Aチーム」 854周

<特別賞>

人生初でレン耐に臨み、途中転倒しても、また立ち上がり悔しいと言う気持ちを持ちつつリベンジを誓った#1「お得な電気はプランビーエナジー」の片桐めぐみさんに贈られた!

 

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