レン耐2025アーカイブ レン耐 イベント 2025.07.27
Let’sレン耐レポート【東日本シリーズR-16】KIJIMA杯Let’sレン耐明智 6時間耐久レース
開催日:2025年7月27日(日)
開催場所:岐阜県・明智ヒルトップサーキット
大会協賛:株式会社キジマ(KIJIMA)
天候:晴れ
気温:スタート時29℃
路面温度:スタート時42℃
参加クラス:
________________________________
<レポート>
朝は霧が立ちこめるほどの冷え込みから一転、日が昇ると真夏の暑さが戻る典型的な明智の夏。
中京地区では「最も暑い日に行われるレン耐」として定番化しており、翌週には鈴鹿8耐も控えることから、
参加者の士気は高く、会場は早朝から熱気に包まれていた。
初心者講習では、サーキット走行の基本・講座が行われ、初参加ライダーも安心して挑める環境が整えられた。
________________________________
■ スタート〜1時間経過

スタート:10:00(日章旗によるル・マン式によりスタート!ホールショットを決めたのはグロム5クラスの**#72「デンソーDAC2」

その後、わずか10歳・小学5年生のライダーを擁する#4「チーム ヤマモト」が3周目でトップへ。序盤から若手ライダーの存在感が光った。そのチームヤマモトは実は、全日本モトクロスの元HRCライダーの山本鯨さんのチーム。今回は愛弟子の女子小学生を率いてのオンロードのレン耐に初参戦だ。

■ 2〜3時間目:転倒と中盤の攻防

10時25分、#35「南斗五車星」が4コーナーで単独転倒。10時36分には#34 RTダルマが1コーナーで転倒し、早期に再スタート。
この間にも上位勢はペースを刻み続け、3時間目を迎えるころには周回差が広がり始める。
【3時間経過順位】
Grom5クラス
1位 #4 チーム ヤマモト(177Lap)
2位 #1 スピーディー・ワンダー(176Lap)
3位 #2 ばらばら伝説(172Lap)
Grom4クラス
1位 #31 Team D.I.Y(175Lap)
2位 #33 OKI(170Lap)
3位 #34 RTダルマ(164Lap)

■ ダブルペリア方式によるハンデ加算(3時間経過時点)
レン耐でおなじみの中間地点となる3時間経過時点で、恒例の「
最後尾のチームがサイコロを降って出た目の順位を起点にトップと
グロム5クラス:最大+8周のボーナス
グロム4クラス:最大+18周のボーナス
このハンデにより、順位が一気に接近。
■ 4時間目:転倒と順位変動

13時03分、#1「スピーディー・ワンダー」
その間に#2「ばらばら伝説」がトップに浮上。
【ペリア反映後の4時間経過順位以下の通り】
Grom5クラス
1位 #2 ばらばら伝説
2位 #3 鉄砲小僧Revenge
3位 #4 チーム ヤマモト
Grom4クラス
1位 #35 南斗五車星
2位 #33 OKI
3位 #34 RTダルマ
暑さがピークを迎える中、
■ 5時間目:修復・追撃・熱戦の終盤へ

13時46分、#72「デンソーDAC2」が3コーナー立ち上がりで単独転倒してしまう。ライダーが即座にマシンを修復し、わずか15分後に自力で復帰する姿に観客から大きな拍手が沸いた。
残り30分、トップの#33「OKI」が突然ピットイン。原因はシフトトラブル。メカニックが懸命に修復を行い、再スタートするも、
貴重な数分が順位を左右する展開となった。
■ 6時間目:灼熱のチェッカー

午後4時、全チームが見事に完走。暑さ・転倒・トラブルと戦い抜いた6時間の戦いは、誰一人欠けることなく終幕を迎えた。
ピットからは拍手と歓声、そして達成感が溢れた笑顔が広がった。

正式結果は以下のとおりです
【グロム5クラス】

1位 #2ばらばら伝説 365周 ダブルペリアを活かし完勝
2位 #4チーム ヤマモト 363周 小学生ライダーが大健闘
3位 #3鉄砲小僧Revenge 358周 終盤まで上位をキープ
【グロム4クラス】

1位 #33OKI 369周 トラブルにも関わらず粘り勝ち
2位 #31Team D.I.Y 365周 終盤まで安定した走り
3位 #34RTダルマ 362周 転倒2回からの怒涛の追い上げ
【人生初クラス】

1位 #31 Team D.I.Y
2位 #34 RTダルマ
特別賞 #1スピーディーワンダーに贈られた。

以上です